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 Honda、「体重支持型歩行アシスト」の試作機を公開

2008年11月10日

08111007.jpg Hondaは、体重の一部を機器が支えることで、歩行や階段昇降、中腰などの際、脚にかかる負担を軽減する「体重支持型歩行アシスト」の試作機を公開した。今後は、実際の使用環境での有効性を検証していく。「体重支持型歩行アシスト」は、自力での歩行が可能だが、筋力が衰えつつある使用者の体重の一部を機器が支えることで、脚の筋肉と関節(股関節、ひざ関節、足首関節)の負担を軽減する。機器はシートとフレーム、靴で構成されるシンプルな構造となっており、靴を履き、シートを持ち上げるだけで、手軽に装着することができる。また、Honda独自の、人の重心方向へアシスト力を向かわせる機構と、脚の動きに合わせたアシスト力の制御により、様々な動作・姿勢での自然なアシストを可能としている。
 
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 Hondaは、より多くの人に移動する喜びを提案するため、1999年から「歩行アシスト」の研究を開始。ASIMOに代表される人の歩行研究から得られた知見を基に、機器の研究を進めてきた。今月より、「体重支持型歩行アシスト」の試作機を用い、埼玉製作所(埼玉県狭山市)で、機器の有効性を検証していく。
 なお、「体重支持型歩行アシスト」など一連の歩行アシストの研究は、本田技術研究所基礎技術研究センター(埼玉県和光市)で行っている。
 主な特長は、機器につながった靴を履き、シートを持ち上げるだけで、アシストを開始できる。身体に機器を固定するベルト等がなくてもアシスト効果を得ることができる。脚の間に機器を配置する構造としたことで、幅を取らず、動きやすい。モーターの力により、靴とシートとの間にあるフレームをひざのように曲げ・伸ばしすることで、シートを押し上げて体重の一部を支え、脚の筋肉と、関節(股関節、ひざ関節、足首関節)の負担を軽減する。シートとフレームが体と脚の動きに追従する独自の機構を開発。アシスト力が、人の脚の力と同様に身体の重心付近に向かい、歩行や階段昇降、中腰など様々な動作・姿勢でのアシストを可能とした。
 靴に内蔵したセンサーなどの情報で2個のモーターを制御し、脚の動きに合わせてアシスト力の左右配分を変えることで、自然な歩行を実現する。ひざの屈伸にあわせてアシスト力を調整し、階段昇降や中腰などひざへの負担が大きな動作・姿勢での効果を高めた。
 試作機の主要諸元は、重量 6.5kg(靴、バッテリー含む)、駆動方式 モーター×2、バッテリーパック リチウムイオン電池、一充電稼働時間 約2時間(歩行、中腰姿勢など含む)、適合身長 設定身長に対し±5cmの範囲、例:Mサイズの場合 設定身長170cm。
 

 

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