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 アグラ、マスタ統合ソフトウェア「AGRA」α版リリース

2008年11月20日

 アグラ(東京都渋谷区、丹下 博詞社長)は、世界初の検索方式を採用したメタデータ・オントロジー(概念の情報化表現)管理による新世代のデータ統合、検索システムである「AGRA」α版のリリースを発表
した。またリリースを記念して12月末までの申込み限定でライセンス無料にて提供するプログラムを実施する。また再販、VAR、コンサルティング、システムインテグレーション等で協業を検討されるパートナーにも12月末限定で、特別プログラムを用意している。ライセンス無償プログラムに関しての問い合わせはこちらから。

 インターネットやファイルなど文章検索の分野では、さまざまな検索ソフトウェアが存在しているが、情報システムデータの検索に関しては、マスタが分散している、同じ単語でもデータの意味が違う、データ連携プログラムが複雑であるなどさまざまな要因から、ユーザが本当に必要としている情報だけを簡単かつ的確に得られるソフトウェアが存在しない。AGRAは最新のオントロジーエンジンを使い、データの意味の違いを吸収し、普段使用している言葉を使いながら情報システムデータを自由に検索する次世代の技術を実現した。(特許出願中 2008-256994)
 AGRAの技術的特徴は、AGRAは普段ビジネスで使っている言葉でデータを検索。それが外国語であってもその言葉で検索する。AGRAの検索先は、企業内の文章データではなく、情報システムの中の構造化されたデータ。企業内の文書データやファイルの検索エンジンとは一線を画している。AGRAは、ノンプログラムでデータ統合を実現するため、その上で稼働するアプリケーションは、自由度の高いアドホックな検索が可能。AGRAによりマスタは仮想的に統合された状態(連邦的な意味統合)となり、N対Nで全てのマスタが他のマスタと連携可能になっている。そのため、一般的なマスタ検索と違い、複数のマスタから部品のスペック検索といった複雑な検索を自由に行うことが可能になる。
 AGRAは高度なメタデータのオントロジー管理エンジンによりデータの意味の違いを吸収する。これは、部門間の用語の意味の違いはもとより、言語、度量衡、単位の違いも認識する。AGRAのデータ統合はノンプログラミングで実現するため統合マスタのメンテナンスが容易になる。一般的なデータ統合ツールは、データソースとデータターゲットの組み合わせの数だけプログラムもしくは処理定義を要する。このプログラムや処理定義の量と複雑性は、時間とともに拡大し、メンテナンスが難しくなるため、新たなマスタの追加・変更は困難になる。AGRAはオントロジーでモノの本質からモデルを構築するため、既存のモデルに新たな追加・変更をした場合でもほとんど影響を受けない。そのためAGRAは、システムの管理コストを大幅に削減し、生産効率をあげることができる。
 利用シーンとしては、SOAのエントリーポイントとしてのAGRA:SOAはサービスコンポーネントの組み合わせというイメージが強くあるが、実際には、それぞれのデータの意味の違いが認識されたマスタ統合を前提にしないと、スムーズな活用が実現できない。AGRAはSOA実現のための前提となるデータ基盤を作る。SOAは、システムをサービスの集まりとして構築する手法。
 BIツールのデータ基盤としてのAGRA:AGRAは複数のマスタから検索できるだけでなく、アドホックな検索に強いため、BIのデータ基盤として使うことにより、多様な切り口からの検索が可能。AGRAは、経営者、マーケティングマネージャーからのさまざまな要望に、その場で対応することが可能になる。BIは、データを分析、加工して意思決定に活用する手法。
 M&A対策としてのAGRA:M&Aでは、業種を問わずさまざまな巨大なマスタの統合が行われる。文化が異なる組織のマスタは、そのデータの構造と意味が違うのに加えて規模が大きいため、統合には多大な労力を必要とし、ほとんどの場合、その労力にかかる時間がマスタの変化するスピードに追い付かず、統合作業は困難を極める。AGRAは、物理的な統合を必要としないだけでなく、一度作ったオントロジーのモデルが半永久的に使えるため変化に強く、マスタ統合を円滑に進める。
 レガシーからの新システムへのマイグレーション:通常、レガシーマイグレーションで最も大きな課題の1つはマスタ統合。AGRAをレガシーマイグレーションのデータ統合基盤に使用すると、移行前のマスタデータを意味変換し、新システムでも旧データがそのまま使えるため、移行期でも、新・旧両システムを有効に稼働させることができる。また、移行後はオントロジーでデータが意味統合されているため、その後の運用効率を大幅に向上させる。
 グローバルな流通在庫の見える化:多くの労力をかけ国内でのコードを統一化できていたとしても、グローバルで見た場合、コードが地域別、商品別にバラバラである場合がある。AGRAは違う言語同士の意味互換機能によりそれらの差を吸収しリアルタイムでグローバルな状況把握を可能にし、経営者を力強くサポートする。
 データライフサイクルでのデータ品質の向上:すべてのシステムを単一のERPで構築している企業はほとんどない。それはさまざまな制約があり現実的ではないからだ。そのため、本来のERPの目的であるデータの一元化は実現されていない。AGRAは、データライフサイクルのそれぞれの段階や部門間での意味の違いを吸収し、データを自分たちの言葉で結びつけることができる。また、データの入口を統一しハブ機能としてAGRAを使用すれば、データの品質管理が飛躍的に向上し、企業全体のデータ品質の精度を上げ、管理コストを削減する。
 内部統制対応としてのAGRA:内部統制に対応してアプリケーションの運用方法を強化しても、データの信頼性が落ちれば、すべてが水泡に帰する。AGRAは類義語検索だけではなく、データを明確に指し示す正確性をあわせもち、マスタのデータ品質を向上させる。
 その他にも金融、公共、流通、医療、製造等業種を問わずデータ統合での様々な活用が可能としている。
 

 

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