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 自作本出版・販売の機会を拡げる「セルフストック方式」

2007年05月15日

 エフ・プラット(東京都港区、神部 典之代表)が運営する、誰でも初期費用なし・在庫なしで自作の本を製本、出版、販売できるウェブサイト「マイブックル」は、1冊だけから製本・出版・販売できる「ドロップシッピング方式」に加えて、一定量の本をあらかじめ著者が自分で購入し、注文が入るたびに著者自身の在庫から販売できる「セルフストック方式」を、5月末をメドに開始する。
 ドロップシッピング方式と比べて1冊当たりの製本原価を低減できるため、自分のブログを本にして販売したりグループで同人誌を制作・販売したりする機会が拡がり、誰にとっても、自作本の出版・販売がより身近な楽しみとなるようなサービスの提供を目指すとしている。

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 「マイブックル」は昨秋のオープン以来、ドロップシッピング方式、すなわち買い手がついてから1冊ずつ印刷・製本できることを特徴としており、この基本方式に変わりはない。しかし、在庫を発生させずに1冊単位で印刷・製本するドロップシッピング方式は、製本単価が割高となるため、出版した本を販売する際の単価も市販の本より高くなりがちだった。
 自作の本を出版したい人のニーズは様々であり、初期費用や在庫を持たずに出版販売したいと考える人がいる一方で、多少の初期費用や在庫が発生しても、競争力のある価格で自分の本を販売したいと考える人もいる。自分の本の出版をより多くの人に楽しんで頂こうという「マイブックル」の理念を実現していくためには、こうした多様な自作本出版ニーズに柔軟に対応していく必要があると判断し、今般セルフストック方式をスタートすることとしたもの。
 セルフストック方式は、始めに一定量の自作本を著者自身が購入し、またはすでに持っている在庫をサイトに登録し、購入の注文が入る度に自分の在庫から本を出荷する販売方式。これにより1冊当たりの製本原価が抑えられるため、現行のドロップシッピング方式よりも相対的に低価格で販売できる。著者が在庫を購入する価格は、例えば100ページの小説(文庫本サイズ)を100冊の場合、計3万6千900円すなわち、1冊当たり369円となる。
 在庫した本を販売する価格はあらかじめ著者自身が設定し、本が購入されると、著者は直接、購入者の指定配送先に配送する。この際、本の販売価格から同社への販売手数料( (販売価格+送料340円)×20%)を差し引いた金額が著者に支払われる。一方、購入者は1冊につき送料340円を負担するというもの。


 

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