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 【コラム】効くリリースの作り方(番外編・その3)

2007年04月29日

 最近のリリースを拝見していますと、リリースなのか広告なのか不明なものが散見されます。「リリース」であるならば、メディアによって紹介されることが前提ですが、広告であればお金さえ出せば、かつ内容的に公序良俗に反するものでなければ原則として掲載されます。インターネット全体をひとつのメディアであるとみなせば、ネット上のサイトに掲載されれば、「露出」されたことになるので、それが「リリース」であるか「広告」であるかは問わない—といったスタンスのサイトもあるようです。
 しかし、かなりいい加減になってきてはいるとはいえ、「メディア」にはひとつの矜持といいますか、「広告」とは異なるひとつの「立場」があります。それは、記事の内容については記者(新聞社・メディア)が責任を持ってわかりやすく読者に伝えるということです。(これが果たしてできているかどうかは、読者の判断にゆだねられますが)したがって、「リリース」か「広告」かを曖昧にしている情報はメディアとしては敬遠せざるをえません。結果として「効くリリース」=メディアに取り上げられる情報にはなっていかないことを理解して欲しいと思います。
 ある公的な団体では、中小VB支援活動としてリリース発信のための「記者会見」を設けています。この「記者会見」に掲載されるためには審査があり、関係者によってリファインされ、かなり絞り込まれた情報となっているようです。また、メディアのほうも「(日本新聞協会が定義するところの)記者クラブ加盟」が前提となっているようで、当社も申し込みましたが断られた経緯があります。当社としては現在の「記者クラブ」のあり方については疑問がありますので、ぜひとも加盟したいと思っているわけではありませんが、この「記者会見」の仕組みには違和感を禁じ得ません。とはいえ、この「記者会見」でのメディアの採用率は高くて20%程度であり、それほど高いとはいえませんが、そうではない「リリース」サイトでのメディア採用率はそれを大幅に下回っているというのが実情ではないでしょうか。

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