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 LPガス事業者が始めた宅配水事業(HOD)が拡大

2007年01月23日

 LPガス販売で近畿3位の大丸エナウィン(大阪市住之江区、竹川 夘三郎代表)のアクア事業部は、設立三年で1億円の売上だが会社全体の50%の利益を支えるまでに成長した。今シーズンにはさらに顧客拡大が期待できるという。同社は特殊ガスに注力、住宅機器・産業用機材も扱いM&Aで販売地域を拡大している。今期はアクア事業が好調。6期ぶりの増収増益となったという。
 LPガス市場は昨今、「冬の時代」を迎えている。価格の高騰や都市ガス、さらにはオール電化の波に押されたため。そんな背景から、LPガス各社が新規事業として取り組んだのが「水」だった。同社が販売するのは『知床らうす海洋深層水エフィールウォーター』
 近年、急激に市場を拡大しつつあるのが、宅配ボトル事業。HODと呼ばれ、欧米諸国や韓国・中国などではポピュラーな形態だ。日本では13年ほど前から持ち込まれ、事務所や店舗などから拡大し、今では個人宅にも普及しつつある。
 浄水器のように水道水に手を加えるのではなく、ミネラルウォーターを12㍑にボトリングし、宅配員が自宅まで配達してくれる。家庭に設置した専用サーバーに差しこんで、あとは飲むだけ。常時、お湯と冷水を使用することができる。月の電気代も800円程度と安価だ。今まで、ペットボトルをホームセンターやスーパーまで買いに行く必要もなく、冷蔵庫のスペースにも余裕ができる。
 価格は、標準的家庭で4000円〜6000円程度(サーバーレンタル料金込)。買いに行く手間と、その場ですぐ飲めるという便利さが、料金に含まれていると考えて、この価格設定。反応は消費者によりまちまちだ。
 33歳の主婦Tさんは夫婦と祖母と小学生の子供が2人の5人暮らし。月間5本ほどを定期的に宅配してもらっている。「子供たちが自分たちで水を飲むようになったので、手がかからなくて助かっています。今まではペットボトルのジュースを与えていましたが、このサービスを利用してからは、子供たちがジュースを欲しがらなくなったので、喜んでいます。多少お金はかかりますが、家族の健康や、買いに行く手間を考えると、価値ありかなと思っています。」という。

■会社概要
【本社所在地】〒559-0022 大阪市住之江区緑木1−4−39 [周辺地図]
【最寄り駅】北加賀屋
【業種分類】卸売業
【英文社名】DAIMARU ENAWIN Co.,Ltd. 【市場名】東証2部,大証2部
【決算】3月 末日 【中間配当】9月
【設立年月日】1951年2月16日 【単元株数】100株
【代表者名】竹川 夘三郎 【上場年月日】1991年2月28日
【従業員数(単独)】255人 【平均年齢】40.6歳
【単独事業】ぽっぽガス26、エネルギー45、住宅設備20、アクア1、医療ガス2、産業ガス・機材7(2006.3)

 

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